聖剣学院の魔剣使い
虚無の世界の秘密を解き明かすため、旧〈ログナス王国〉の王都ウル=シュカールの遺跡を訪れたレオニスたち。
攫われたリーセリアと無事に再会をはたすものの、使徒ネファケスによって支配された〈機神〉――シュベルトライテが二人の前に立ちはだかる。
苛烈な戦闘の最中、更なる戦乱を呼ぶがごとく、1000年前のレオニスと同じ姿をした〈不死者の魔王〉が乱入する。
「なぜ、俺がここにいる……!?」一方、フィレットの魔手に囚われるエルフィーネ、〈獣王〉相手に奮闘するシャーリの残る〈第〇七戦術都市〉にも、それぞれの思惑を胸に各勢力が集結しようとしていた――!
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特殊設定×推しキャラ×どんでん返しの神業ミステリー!電脳空間に暗躍する謎の人物を、心霊透視と数学解析の異能バディが迎え撃つ。カバー画・遠田志帆「幽霊は人間の脳によって生み出される」―数学者フェルマーの名を騙りネットに現れる怪しい3D映像。幽霊マンションの怪、女子学生寮のポルターガイスト現象、老教授宅で深夜に鳴るピアノ……。幽霊を透視する大学生・斉藤八雲と、数学の天才である准教授・御子柴岳人が対峙する複雑怪奇な連続事件。電脳空間に暗躍する謎の男の正体とは? 八雲シリーズの最高傑作が登場!心霊が実在する状況下、確率を用いて問題を切り分け、生きた人間が成した犯罪を浮かび上がらせていく。幽霊がいるからって、推理の楽しみは奪われない。――作家 相沢沙呼(ミステリー5冠『medium 霊媒探偵城塚翡翠』ドラマ化「城塚翡翠」シリーズ著者)御子柴と八雲の熱くてクールな推理合戦。魅力的なキャラクター描写にページをめくればめくるほど、どんどん惹かれていきます。神永ミステリーワールド、癖になっちゃいます。師弟探偵2人の会話…・演じてみたい!!――声優 山下大輝(『僕のヒーローアカデミア』緑谷出久『弱虫ペダル』小野田坂道)この痛快な’冒険’は、在りし日のぼくらの熱狂を’回想’させる。――作家 阿津川辰海(2021本格ミステリ・ベストテン1位『透明人間は密室に潜む』著者)ブックデザイン:坂野公一(welle design)イラスト:遠田志帆収録作:「幽霊の定理」「悪霊の推定」「怨霊のパラドックス」
18歳のバースデイパーティーで、突然相手の好感度が見えるようになったリシェカ。その上、《青の騎士》と名高い侯爵令息ジェイドから縁談を持ちかけられて、大混乱! リシェカにからかうような言葉を言いながら、頭上で点滅する好感度だけはどんどんアップしていく。そんな二人が国を守護するクリスタルの調査に行くことに。えっ! 私、魔力ゼロの落ちこぼれなんですけど。初めての試練に気合を入れて挑みます!※こちらの作品は通常版とサイン版がございます。本編の内容は同一ですので重複購入にご注意ください。
他国から出戻ってきた王女アメリアは、船旅の途中、再婚相手によって海に突き落とされてしまう。そんな彼女を助けて共に無人島に漂着したのは、国随一の魔剣士マクスウェル。「姫様のナイト役を精一杯務めさせていただきます!」やたらサバイバル適性のある彼は、食べ物や寝床、果ては温泉まで確保していき……気づけば無人島とは思えないほど至れり尽くせりな生活に! 褒美に何が欲しいか聞くと、マクスウェルはアメリア自身を求めてきて!?※こちらの作品は通常版とサイン版がございます。本編の内容は同一ですので重複購入にご注意ください。
「間違いない。死んだ瞬間に、俺は過去へと戻されているんだ」 ただのサラリーマンだった一条明は、帰宅途中にミノタウロスに出会い、殺されてしまった。その直後、謎の力で死ぬ前の時間へと戻った明は、現実世界に様々なモンスターが出現する事態に直面する。明は困惑しながらも、モンスターを倒すと「レベル」が上がり、死んでも能力は引き継がれることを発見する。これでそう簡単には死なないと安心したのもつかの間、明の住む街にはボスモンスターとしてミノタウロスが徘徊しており、遠くへ逃げても別のボスが行く手を阻む。絶望的ともいえる状況の中、それでも明は滅びの運命に抗おうとするのだが――「まだ、死んでいない。俺はまだ、生きているッ!!」「小説家になろう」で人気の異世界侵略サバイバルが、コミカライズと共に開幕!
言葉がほとんど絵画のような種類の慰めを持ってきてくれる、画家がくれるような休息を書物からもらうことがある――。本をこよなく愛した著者が、最後に遺した読書日記。バロウズ、タブッキ、ブローデル、ヴェイユ、池澤夏樹など、読む歓びを教えてくれる極上の本とめぐりあえる一冊。
神社の屋根にある千木、鰹木。一般的には、その形や数で祀られているのが、女神か男神かわかるとされるが、伊勢ではそれはあてにならない。女神を祀る神社が男神仕様であったり、またその逆も数多く存在する。日枝山王大学民俗学研究室の院生・橘樹雅は、学会出席のため三重へ向かう准教授・御子神伶二に同行。はじめての伊勢で大きな衝撃を受ける。
この世界には、知らないことがいっぱいある。誰かのおかげで、それを知ることができる。知らない世界へ誘い込んでくれる絵本。ドイツ南部に広がる緑豊かな町はずれ。そこにあるチェス工房で昼も夜もこまづくりをしているのは、職人のヘルブラオ。ヘルブラオは、仕事の時はもちろんのこと、ひと息つくときも、休みの日も、いつでもこまづくりのことで頭がいっぱい。長い月日が経ったあるとき、ヘルブラオはふと、自分のつくったこまでチェスをしてみたいと思い、チェス仲間を募集することに。すると、ぐるり ぐるり ぐるり……と不思議な乗り物でヘルブラオのもとにやってきたのは……?<著者紹介>大分県生まれ、神奈川県在住。多摩美術大学卒業。執筆と絵画制作を中心に幅広く活動中。著書に絵本『アンへリカの選択』、詩画集『君にシロツメクサの冠を』(共に春風社)、詩集『子鹿の休息』( Windchime Books )。
内容紹介さいたま市在住。「占い師」と「怪談蒐集家」二つの顔を持つ著者が地元の怪を徹底取材!【さいたま市大宮区】大宮公園周辺に潜む鬼婆【秩父市】手に呪いの痣を受ける廃集落【羽生市】水で死ぬ一族と人柱伝説の因果【上尾市】連鎖する首吊りの木【戸田市】餓鬼の群れが押し寄せる家【朝霞市】駐屯地に出る首無し武者……ほか首都のベッドタウンとして栄える東南部から、豊かな自然を誇る西部、農業の盛んな北部まで様々な顔を持つ埼玉県のご当地怪談集。・廃集落を訪れてから手のひらに浮かび始めた不気味な痣。同時に次々と不幸が…岳集落(秩父市)・埼玉県足立ヶ原の鬼婆伝説。大宮公園近くに現れる着物姿の女の恐怖…黒塚の鬼婆(さいたま市)・人柱伝説が残る地に栄える資産家一族。だが、本家以外の親族は水絡みで死ぬ者が絶えず…人柱(羽生市)、・道端で紙袋を被って蹲る男。袋が透けて中に見えたのは…顔振峠(飯能市と越生町)他、全21話収録!
【期間限定 試し読み増量版】「ご安心なさって? 言われなくとも、乙女を抱くように優しく抱いて差し上げましてよ?」侯爵令嬢アニエスは、長年の片恋の相手であり婚約者である王太子のリュシリュールに婚約破棄を告げられる。彼の隣りには恋敵の姿が。どうせ愛されることはないのであれば、捨てられ虐げられることしかないのであれば、だったら最後に……。家を、そして自らの自由と矜持を守るために取ったあるとんでもない行動で、しかし何故かアニエスはリュシリュールに執着されてしまう。意地っ張りで素直になれない二人の縺れに縺れた恋の行方は……――
戦後ロンドンで〈ライト・ソート結婚相談所〉を営むアイリスとグウェン。ある日、初めてアフリカ出身の入会希望者が現れた。ダイーレイは流暢な英語を話す好青年で、ふたりは白人以外にも門戸を開こうと決意する。だが一方で、グウェンの直感は彼の言葉が嘘だらけだと告げていた。さらに、グウェンは自宅付近でダイーレイに出くわし、つけられていると感じた。彼には、結婚相手をさがす以外の目的があるのでは? 元スパイと上流階級出身、対照的な女性コンビに危機が迫る! 短編「机の秘密」を同時収録したお仕事ミステリ・シリーズ第三弾!/解説=若林踏
――王太子殿下は、とある男爵令嬢にご執心。自身との婚約を公表するという王太子からの手紙を受け取った聖爵家令嬢マリオンは、同時にそんな不穏な噂を耳にする。そこで彼女は真相を究明すべく、王太子に不満たらたらな美貌の従者リヒトと共に旅立った。遥かな王都へ二人だけで……。仕方ないじゃない、我が家はド貧乏なのよ!しかも、馬の暴走で徒歩になるし、道中では賊に襲われ、災難続き……。でも、襲い来る不運を撃退して目的を達成してみせるんだから! 災厄に愛された令嬢×美貌の使用人が織りなす前途多難なラブファンタジー! 一迅社文庫アイリス版原作ノベル、ZERO-SUMコミックス版コミカライズの試し読みを大増量で収録!!
一気読み必須のミステリー!予想を裏切り続ける怒涛のラストから目が離せない。身に覚えのない自分の目撃情報。それは、姉、母を死に追いやられた妹による復讐の始まりだった。大学生のまゆ実は、あちこちで語られる身に覚えのない目撃情報に悩まされていた。そんな時、所属しているテニスサークルに、自分とそっくりな伊藤千春が現れる。姉と母の自死という衝撃的な出来事をきっかけに復讐を企てる千春と、復讐の対象となるまゆ実、二人の視点によって描かれる復讐劇。第三のオンナとは、果たして誰なのか――謎が解き明かされる度、さらなる衝撃の展開に息をのむ珠玉のミステリー小説。
「とうとう来てしまったのね」「賽は振られたのさ」行き詰まった二人の関係を清算するため、詩人と妻は希望も計画もないまま日本を出た。上海、マレー半島、インドネシア、パリ――四年に及ぶ放浪の旅を綴った自伝三部作を合本。『どくろ杯』詩集『こがね蟲』で詩壇に登場した詩人はその輝きを残し、夫人と中国に渡る。長い放浪の旅が始まった。『ねむれ巴里』深い傷心を抱きつつ三千代夫人と日本を脱出した詩人はヨーロッパをあてどなく流浪する。自伝第二部『西ひがし』三千代夫人はひとりベルギーに残った。暗い時代を予感しながら、詩人は暑熱と喧噪の東南アジアにさまよう。
内容紹介「象の鼻、象の鼻!」深夜、壁から生えた白い腕に彼女はしがみつき…――「鼻」より住人の怨念が染みつき、家は呪いの箱と化す…絶対に住んではいけない曰くつき物件怪談!見えない先住者のいる部屋、住む者を不幸にする家。そうした呪われた物件は確かに実在する。瑕疵物件のみならず、土地に祟りがあれば上物の家や部屋に障りが出るのだ。・毎朝、庭に家族全員が佇立する家。原因は家の2階に…「睨み合う家」・夜中に階段を上る足音がする心霊物件。隠された因果は踊り場の下に…「踊り場」・関わる人間がみな左目に異常をきたす古民家。家主だけが無事な理由は…「家主」・着物姿の童子が現れると、翌日必ず悪い事が起きる家。だが意外な対処方法が…「座敷童」他、住んではいけない場所に住んでしまった人たちの戦慄体験、家に纏わる恐怖実話全30話収録!
「慈英&臣シリーズ」照映&未紘中編+臣と瓜生(「ぼくは恋をしらない」)との出会いエピソードを書き下ろし。また、全員サービス小冊子に掲載された「慈英&臣シリーズ」「信号機シリーズ」「グリーン・レヴェリーシリーズ」「不機嫌シリーズ」短編ほかを収録したファン待望の作品集!! 電子限定書き下ろしSSを収録!!
一つの配達物が紡ぐ、奇妙な縁と恋心家業の酒屋を手伝うかたわら宅配便のアルバイトに勤しむ青年、曙省吾。いつものようにあるアパートの一室に荷物を配達すると、そこにいたのは過去に省吾の前から突然姿を消した女・大地瞳子だった。魔女のような破天荒さで気ままに振る舞う彼女のもとに、省吾は毎日荷物を届けることに。そんな日々を経て、二人の距離は急速に縮まっていく。ところが数日が経ったある日、衝撃の事実が発覚する。省吾が運ぶ謎の荷物の中身は、なんと赤ん坊のミイラだというのだ――。大地瞳子とは何者なのか。そして、二人の再会に隠された真の理由とは。配達員と受取人が巻き起こす、摩訶不思議な恋愛を描いたラブコメ小説!<著者紹介>氷満圭一郎(ひみつけいいちろう)1971年、群馬県に生まれる。群馬県在住。
’ La femme fatale’ Son pouvoir magique joue avec moi, c’est ma joie infinite.La mariage des ouvres composant par la couleur vivante dans la peinture a l’huile et les mots delicats dans le poeme.01 Parler avec toi02 Un rendez-vous amoureux03 A une femme04 La montagne en mai05 T’attendre06 A une jolie femme07 Voler ton coeur08 A toi que j’adore09 Le fragment10 La montagne de pluie11 Son coeur12 Pour oublier13 Un beau soir14 Un soir avec toi15 A un jour16 Le voyage17 Un soir en hiver18 Le chemin de ce moment-la19 La fleur de marron20 La montagne d’avril21 Le monde d’ici22 Ma jeunesse23 Le reve24 A un moment ----25 Vous hardie26 Dans un parc ----27 En montagne28 Sur le lac29 L’adepte d’une autre religion30 La montagne de cette femme31 L’inquietude32 La plante parasite33 La pensee lointaine34 Le cadeau de Dieu35 La chanson qui m’inspire de la nostalgie36 Un lecture37 L’hortensia38 La femme mefiante39 La prophetesse triste40 La femme sage41 La femme qui n’aime pas42 Dans l’obscurite43 Le corbeau44 Les feuilles mortes45 La vallee du printemps46 Sur un col de vent47 Le clair de lune et les tournesols48 La soiree bleue
「ククク、とうとう私の伝説の幕開けがやってきたのね!!」高等魔法学院前で声高らかに宣言する彼女の名はシャルロット=ウォルフォード。賢者の曾孫で英雄と聖女の娘である彼女は父の二つ名『魔王』を受け継ぐために学院に入学することに。偉大な魔法使いたちの技術を習得し対人戦闘訓練で圧倒的魔力と魔法を発揮したシャルロットは周囲を呆然とさせつつも羨望の眼差しを受ける。そんな中、彼女の家柄と血筋に嫉妬心を抱く者から対戦を挑まれるのだが……。《魔王》の座を巡る《型破り》な少女の学園バトルファンタジー、ここに開幕!!
私たち、38歳。全てが順風満帆にすすんでいる、はずだった。出産によって「マミートラック」に追いやられてしまった凛。シングルマザーとして、発達障害の子供を抱え貧困から抜け出せずにいる響子。週刊誌のサブデスクまで上り詰めがらも、不妊治療がうまくいかない美華。月一回のランチ会で愚痴をこぼすことでストレスを解消していた私たち。いつの間にか「本当の悩み」は避けるようになっていた―。相手を見下すことでしか自分の人生を肯定できない「私」は心が汚れているのだろうか。「女」、「妻」、「母」。役割を背負わされ、反発しながらも生き抜く、三者三様の戦い。
鎌倉旅に出た宗次は、虚無僧姿の集団の襲撃を受ける。内一人は女! 同じ頃、江戸では宗次暗殺を企む女太夫の仕込み刀によって、平造親分の配下二人が一撃のもと斃された。女太夫は男との証言を聞き訝る宗次は、自分に向けられた位高き’秘殺剣’に驚愕する。将軍継嗣に揺れる江戸で、宗次一人を的に結集する激しい憎悪の炎。大切な女性のため、宗次は最悪の激闘地へ! ※電子版に口絵は含まれません
突如として魔法とダンジョンが現れ、生活が一変した現代日本。俺――榊 緑夢はダンジョン探索にも魔物討伐にも使えない生活魔法の才能を持って生まれてしまった。それも最高のランクSだ。役立たずだと蔑まれながら魔法学院の事務員の仕事をこなす毎日だったが、俺はひょんなことからダンジョン探索中に新しい魔法を創り出せるレアアイテム『賢者システム』を手にすることに。そしてシステムを使ってダンジョン探索のための生活魔法を生み出した俺はついに憧れの冒険者としての一歩を踏み出すのだった――!!WEB版からの改稿に加え、書籍限定の書き下ろし短編を収録!
「おまえはもっとずっと、美しくなれる。」二面性のある婚約者に長年虐げられていた伯爵令嬢ローズ。王宮の舞踏会でも彼に無体を働かれ、逃げたはずみに精霊公爵アランが丹精して育てた薔薇を潰してしまう。彼から「おまえが私の薔薇になれ」と求められ、屋敷に赴いたローズを、アランは手入れと称し風呂に入れ、蕩かすように愛でてくる。「蜜を出して誘うのは花の性だろう?」彼の手で美しく花開くローズだが彼女を妬む存在がいて―!?書き下ろし番外編も収録!※こちらの作品にはイラストが収録されています。尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
(一)神話から楚辞へ中国文学の原点である『詩経』と『楚辞』の成立、発想、表現を、『記紀万葉』と対比し考察する。古代共同体的な生活が破壊され封建制が根付いたとき、人々はそれぞれの運命におそれを抱き、そこに古代歌謡が生まれた。斬新で美しい論の展開、すべてを網羅した知識、知的興奮が味わえる白川静の世界。(二)史記から陶淵明へ古い国家の羈絆から解き放たれ、自らの運命に生きはじめた孤独な生活者たち。彼ら「士人」は体制への埋没を拒否し、自然の情感に沿って天の道に合しようとした。「天道是なるか非なるか」と厳しく問うことによる文学精神の成立から、現実を避けて桃源郷を求める創作詩にまでいたる、文化の道筋を探る。(全二巻)
魔術の魅力に惹かれ、日々研究に励むサルーム王国の第七王子・ロイド。王国の危機となる魔物の大暴走を撃退し、平穏な世界で魔術の研究に没頭――するはずが、第二王女ビルギットの提案で世界最高峰の学び舎、ウィリアム学園に入ることになる! 第二王子であるアルベルトやメイドのシルファ、レンとともに学園へと向かうロイド。道中ワイバーンに襲われたり不思議な少女に出会ったりしながらも到着し、それぞれの得意分野――剣術や毒、魔術の授業を受けることに。だが、巷に名高いサルーム王国の第七王子を放っておいてくれるはずもなく――!? アニメ化も決定! 超絶好調の人気シリーズ、ロイドが一人二役!? の第6巻!
火山国ファストゥの王と山猫獣人である母との間に生まれた王女、エルヴィール。生まれた当時王女がいなかったため、非嫡出子ながら特例として王女の地位にあったエルヴィール――ルヴィは、ファストゥと緊張関係にある隣国ツークフォーゲルの国王、アルノルト二世に嫁ぐことになる。しかしルヴィには悩みがあった。ルヴィの数日後に生まれたために王女になれなかった母親違いの妹、ルビー。数日の差を恨み、ずっと嫌がらせをしてきた彼女が、ルヴィの侍女として随行するらしいのだ。いざ輿入れの旅の中、ルヴィの乗った馬車が襲われ、刃物で刺されてしまう。なんとか助かったものの、声が出せなくなっている上に、ルビーが王女ということになっていた!だけど、アルノルト二世の筆頭補佐官であるアレクシスの屋敷で過ごす日々は穏やかで――!